温泉ってなんだろう?
みなさまこんにちは。A.(エードット)と申します。
今回はそもそも、温泉ってなんだろう?といった切り口から、記事をまとめてみました。
初めから申し上げますと、実は温泉の意義って「ブラシーボ効果」なんです。つまり、温泉の効果を知って初めて温泉の本当の意味で、温泉の恩恵を受けることができるんです。
今回は、温泉の基準について触れていて少し堅苦しいお話になっています。別記事で、温泉から得られる効果についてお話ししています。効果だけ知りたい!って方は、こちらからご覧ください🙌
温泉とは。
温泉とは、温泉法の基準に満たした、地中から湯が湧き出ている現象や場所、湯そのもののことを言います。温泉法は国で定めた法です。
温泉は、健康増進や病気の予防に効果的です。
前述の通り、温泉の意義は「ブラシーボ効果」です。温泉は温泉であること自体に意味があるとも言えます。
ただ、「温泉最高!!」と入るのもいいですが、+αで「美肌に効果的な温泉だあ🤤」「腰痛にも効果的な温泉なんだなあ👵」と入浴した方が、さらに温泉による恩恵を受けられます。
温泉の基準は?
この話題は少し堅苦しい感じになってしまいますが…
温泉は、温泉法で定められた定義があります。法律の中で、次のとおり定義されています。
●温泉法
第二条 この法律で「温泉」とは、地中から湧出する温水、鉱水および水蒸気その他ガス(炭化水素を主成分とする天然ガスを除く。)で、別表に掲げる温度または物質を有するものをいう。
別表
1.「温度(温泉源から採取される時の温度とする。)」が25℃以上であること。
または、
2.「溶存物質の総量」「リチウムイオン」「水素イオン」「よう化物イオン」「メタけい酸」など含有成分に関する19の特定条件のうち1つ以上規定値に達しているもの。
つまり、地中から湧出する温水などの温度が、25℃以上であれば「温泉」と呼べるということです。
さらに、温泉と規定されたものに泉質名がつくためには、療養泉である必要があります。鉱泉分析指針で定められた「療養泉」 の条件は次のとおりです。
●鉱泉分析指針
1.厳選温度が25℃以上であること。
または、
2.「溶存物質の総量」「総硫黄」「二酸化炭素(遊離炭素)」など含有成分に関する7つの特定の条件のうち1つ以上規定値に達しているもの。
温泉法より、少しハードルが高くなっています。「泉質名」がついて初めて「適応症」が認められます。
「適応症」とは一般的に呼ばれる「効能」です。(銭湯で壁に きりきず、冷え性 … などと書いてあるやつです。)しかし「効能」は、薬に対して使用する言葉なので、正式には「適応症」と呼ぶそうです。効能という言葉が流通しているので、銭湯でも効能といっているところが多いですよね👀
温泉について知り、温泉旅行に彩りを
今回は、そもそも温泉とは?という話題で、記事を書いてみました。
意外と温泉ってどう決まっているのだろう?と考える機会ってないですよね。各施設が温泉と名乗っていてなんとなく体に良さそうだから行きませんか?
私は温泉ソムリエになるまで、定義から考えたことなく、なんとなく気持ちがいいからと思いで温泉旅行へ行っていました。
今後も、美容に効果的な入浴方法や温泉巡り、実際に温泉地に行ってきた時の様子など皆様と共有したいと思っております。
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