温泉の正しい入浴方法
こんにちは。A.(エードット)と申します。
今回は、温泉の正しい入浴方法をまとめました。正しい入浴をすることで、立ちくらみや、のぼせなどを未然に防ぐことができます。
この記事を読んだら、次の温泉旅行で実践してみてください🙌
① 入浴前後にコップ1杯分の水分補給!
1回の入浴で、コップ一杯分の汗をかきます。入浴前後には必ず水分補給をしましょう!
水分が血液に届くまでに15分〜30分かかりります。入浴する15分〜30分前には水分補給をしておくと良いです。
ちなみに、旅館に置いてある茶菓子の意味は…
旅館に置いてある茶菓子の意味は、2つあるとされています。
1つ目は、旅の疲れを癒してほしいということ。
2つ目は、入浴前のエネルギー補給のためとされています。
入浴すると、ウォーキングと同じくらいエネルギーを消費します。エネルギーが不足していると、立ちくらみを起こしやすくなります。旅館に到着し、入浴の15〜30分前にゆっくり食べると良いでしょう。
ちなみに、煎茶は赤ピーマンよりビタミンCが豊富に含まれています。併せて飲むと効果的です。
② 入浴前にかけ湯をする
汚れを落とすというのはもちろん、温泉やその温度になれるという意味で、入浴前にはかけ湯をしましょう。
心臓から遠い足先から、「最低10杯」十分なかけ湯をしましょう。
③ 頭に濡れたタオルをのせる
頭に濡れたタオルをのせることで、たちくらみやのぼせを防止できます。
たちくらみは、入浴することで全身の血行が良くなり、頭の血が少なくなることで起こります。防止するためには、「熱いタオル」を頭にのせ、頭の血管を開きます。
のぼせは、頭に血が上った状態なので、「冷たいタオル」を頭にのせ頭の血管を収縮させます。
また、立ちくらみ防止には、ゆっくり立ち上がることが効果的です。「全身浴→半身浴→足湯」といった具合です。
使い分け方としては、「内湯」や「夏の露天風呂」は「冷たいタオル」を。「冬の露天風呂」では、「熱いタオル」を頭にのせると良いでしょう。
④ 長湯ではなく、「分割浴」!
短い入浴と休憩を繰り返すのが「分割浴」です。
たとえば「3分の入浴→休憩」を3回繰り返します。この計9分の入浴は、10分間長湯するよりも湯冷めしにくいとされています。
【おまけ】疲労回復には、「温冷交互浴」!
膝に「お湯3分→水1分」これを3〜5回繰り返すと、末梢血管が広がり、老廃物が排出されやすくなります。お湯は全身浴、水は膝下のみでも効果的です。
正しい入浴方法で、気持ちのいい温泉旅行を!
温泉への入浴は、健康維持にもつながります。一方で正しい入浴ができないと、体調を崩したり、事故につながったりする可能性があります。
立ちくらみやのぼせも十分に対策をとって気持ちのいい入浴を心がけましょう!